Health & Cureクリニック 赤坂

Health & Cureクリニック 赤坂

院長ブログ

起立性調節障害を得意とするクリニック

“1%の気づきが、社会をやさしく変えていく”  ―― 医師として描く「これからの医療のかたち」 

2026.6.19

 「Health&Cureクリニック赤坂」には、起立性調節障害(OD)や不登校に悩む多くの子どもたち、そしてその家族が訪れています。

日々の診療の中で、山口里恵院長が強く感じるのは――
「医療を変えるのは、国でも制度でもなく、“人の意識”である」ということ。

“1%の人が目覚めれば、社会は変わる”
この言葉を胸に、山口先生は今日も、家族の中に眠る“治る力”を引き出しながら、
未来の医療の姿を模索しています。

「保険診療と自由診療の狭間で、ずっと考えています」

―― 今、保険診療と自由診療の間で悩んでいる医師は少なくありません。先生はどう感じていますか?

「正直に言うと、私もまだ模索の途中です。
保険診療をやめることのハードルの高さも、家計への負担も、よく分かっています。

でも、保険の範囲内でできる治療だけでは、“本当の回復”には届かないんです。
診断名をつけて、薬を出して、通院を続けてもらう――。
それは一見、安心の形をしているけれど、
“治らないまま医療が続く仕組み”の上に成り立っている現実もあります。

私は、そういう構造にどうしても違和感があって。
『本当に家族にやりたい治療を、患者さんにも届けたい』
その想いだけは、開業以来ずっと変わっていません。」

「本物を届けたい。たとえ時間がかかっても」

―― “本物の医療”とは、先生にとってどんなものですか?

「“その人の体が本当に良くなっていく”と確信できるもの、ですね。
一時的に数字が良くなっても、すぐ戻ってしまうようでは意味がありません。

酵素ジュースで腸を整え、ミネラルを補い、体の土台を作っていく――。
それを半年、1年と続けることで、薬では届かなかった部分が動き出す。
そのプロセスこそが“本物”だと思っています。

だからこそ、私は流行や利益より、“結果”を見て判断しています。
“体が応える”という確かな実感。
それを見届けるまで、焦らずに寄り添う。
それが、私が選んだ医療のかたちです。」

「医者だけでは、医療は変えられない」

―― 医療を変えるために、先生が大切だと考えていることは?

「医者だけでは何も変わりません。
どれだけ現場で努力しても、制度や意識が変わらなければ、根本は動かない。

だから、私は“患者さんの力”を信じています。
自分で選択できる知恵を持ち、
“薬だけに頼らない”という決意を持つこと。
その一人ひとりの選択が、医療を下から動かしていくんです。

保険診療の外にあるからこそ、自由にできることがある。
そして、自由だからこそ“責任”が問われる。
私たち医師ができるのは、選択の道筋を照らすこと。
そこから先を進むのは、患者さん自身なんです。」

「1%の人が変われば、社会は変わる」

―― “1%が変われば社会が変わる”というビジョンについて、どう思いますか?

「本当にそうだと思います。
日本の人口の1%――約120万人。
その人たちが“体の本当の仕組み”を理解して、自分で選べるようになったら、
医療は必ず変わります。

人間の意識はつながっています。
だからこそ、“本気で変わりたい”と思う人が現れた瞬間に、波のように広がっていく。

私がクリニックでやっていることは、その1%の種まきなんです。
一人の子ども、一つの家族、その回復のストーリーが、
“本当に変われるんだ”という証明になっていく。

それが積み重なれば、医療も、社会も、必ず変わる。
私は、その未来を本気で信じています。」

「“選ぶ力”を取り戻す時代へ」

―― 最後に、読者に伝えたいことをお願いします。

「これからの医療は、“受けるもの”ではなく、“選ぶもの”になると思います。

医者が治す時代は終わり、
家族が整える時代が始まっています。

だからこそ、みなさんに伝えたいのは――
どうか迷わないで、“自分の体を信じて選んでください”。

たとえ1%でも、その選択が社会を変える。
そしてその小さな覚醒が、
次の世代の子どもたちの“健康な未来”につながっていく。

私はその流れを信じて、これからも医療を続けていきます。」

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