Health & Cureクリニック 赤坂

ご予約はこちら

治し方

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation)は、自律神経が適切に機能せず、立ちくらみやめまい、朝起きられないなどの症状を引き起こします。治療には症状や原因に合わせた多様なアプローチがあり、生活習慣の改善、栄養管理、薬物療法が組み合わされることが一般的です。ここでは、治療方法と日常生活で実践できる対策について詳しく説明します。

一般的な起立性調節障害の治療法

昇圧剤と漢方薬による薬物療法

起立性調節障害の治療では、血圧を安定させる昇圧剤や、自律神経のバランスを整える漢方薬が使用されることがあります。これにより、立ち上がった際に血圧が下がって生じるめまいや立ちくらみが改善することが期待されます。

生活指導と運動の励行

起立性調節障害の症状を軽減するためには、日常生活での習慣が重要です。以下の生活指導が一般的に推奨されています。

  • 規則正しい睡眠:早寝早起きを心がけ、日中はできるだけ活動的に過ごす。

  • 塩分摂取の増加:1日あたり10~12gの塩分を摂取することが推奨されます。

  • 適度な運動:毎日15分程度の散歩から始め、水泳などが特に効果的です。

  • ゆっくり立ち上がる:急に立ち上がらず、立ちくらみを防ぐ工夫を行う。

  • 加圧装具の使用:腹部バンドや着圧ソックスを使うことで症状の予防に役立ちます。

これらの生活指導が一般的に推奨されていますが、症状が改善しきらなかったり長期化している場合には、当院にいらしてください。

当院での治療アプローチ

プロテインの導入

当院では栄養管理の一環として、プロテイン摂取を推奨しています。日常の食事では十分に補えないタンパク質を効率的に補充し、体力維持や症状改善を図ります。肝機能や腎機能に対する懸念もありますが、定期的な血液検査で安全性を確認しております。これまでの経験でも、血液検査で軽度の異常値を認めた場合がありましたが、経過観察で自然に回復しております。

フェリチン値の測定と鉄剤の処方

鉄分不足も起立性調節障害の症状に関与するため、貧血の指標であるフェリチン値を定期的に測定し、必要に応じて鉄剤を処方しています。フェリチン値は体内の鉄の貯蔵量を示す重要な指標ですが、炎症がある場合は値が高くなるため、単に数値だけでなく問診や他の検査結果も併せて評価しています。症状の改善が見られるかどうか、鉄剤使用後の体調変化も診断の一部として慎重に観察する必要があります。

よくある質問と治療のアドバイス

起立性調節障害になったら何をすれば良いですか?

適切な医療機関で診察を受け、早期に治療を開始することが大切です。規則正しい生活、塩分と水分の十分な摂取、適度な運動が効果的です。当院では、日常的に実践できる方法として、タンパク質を意識した食生活の改善とプロテインの利用を勧めています。

起立性調節障害では運動をした方が良いですか?

適度な運動は血液循環を促進し、自律神経を整えるのに効果的です。ただし、無理のない範囲で続けられる軽い運動(ウォーキングや水泳など)がお勧めです。激しい運動は逆効果になる可能性があるため避けましょう。

薬を使わずに治すことは可能ですか?

症状が軽度であれば薬物療法なしで改善することも可能ですが、症状に応じて薬物療法が必要な場合もあります。当院では、患者様一人ひとりに合った治療プランを作成していますので、薬の使用に不安がある場合はご相談ください。

起立性調節障害は自分で治せるのでしょうか?

生活習慣の改善によって症状が軽減する可能性はあります。十分なタンパク質と鉄分を摂取し、規則正しい生活を送ることが重要です。ただし、症状が長引く場合や改善が見られない場合は、医療機関での診察が推奨されます。

起立性調節障害におすすめの食べ物はありますか?

タンパク質や鉄分が豊富な食材が役立ちます。食事だけで補いにくい場合には、プロテインや鉄剤の利用も効果的です。

 避けた方が良い食べ物はありますか?

糖分の過剰摂取は血糖値を急変させて症状を悪化させることがあるため、甘いお菓子や清涼飲料水は控えた方が良いでしょう。また、カフェインが含まれる飲み物(コーヒー、エナジードリンク)は利尿作用があり脱水を引き起こしやすいため、避けるのが望ましいです。

親ができるサポートとは?

親御さんには、子どもが規則正しい生活リズムを維持できるようサポートする役割が求められます。一方で無理は禁物で、子どもの症状に理解を示し、医療機関でのサポートが必要な場合には迷わず相談しましょう。

起立性調節障害を放置するとどうなりますか?

放置すると症状が悪化し、立ちくらみや倦怠感によって日常生活や学校生活に支障が生じることがあります。症状が長引くことで精神的ストレスが増加し、不安やうつ状態を引き起こす可能性もあるため、早期の治療が推奨されます。

まとめ

起立性調節障害は、生活習慣の改善や適切な治療により症状の軽減と改善が期待できます。早寝早起き、食事管理、そして必要に応じた薬物療法を組み合わせることで、症状が和らぎ、日常生活への影響も軽減されます。栄養管理の見直しや治療に関する不安がある方は、ぜひ当院までご相談ください。

少しでも症状に該当する場合は
お気軽にご相談ください

LINEで相談する

ご予約はこちら