Health & Cureクリニック 赤坂

Health & Cureクリニック 赤坂

院長ブログ

起立性調節障害を得意とするクリニック

“治らない”と言われても終わりじゃない —— 回復の可能性を探す医療

2025.8.26

「治らない」とされてきた病気にも、まだ見えていない回復の道があるのではないか。
そう語るのは、「Health&Cureクリニック赤坂」院長の山口里恵です。
勤務医時代の経験から抱いた問題意識と、現在の診療で取り入れているアプローチについて伺いました。


難治性疾患への可能性と希望

—— 医師として「治せない病気」に直面したとき、どのようなことを感じられましたか?

「現場に立ち始めた頃、あまりにも多くの病気が“完全には治せない”ことに直面しました。特に大学病院では、症状を和らげることはできても、根本的な回復に導けないケースが多かったのです。

それでも私は“まだ見えていない回復の道があるのではないか”と考えてきました。今もその可能性を前提に、日々できることを模索しています。」


一型糖尿病も回復できるかもしれない

—— 「一型糖尿病」についても可能性を感じていらっしゃるそうですね。

「一型糖尿病は、従来は一生インスリン注射が必要とされる病気です。けれど自己免疫疾患の成り立ちを考えると、違う道があるのではと感じています。

自己免疫疾患は“体に排除すべき対象ができることで、免疫が過剰に反応してしまう”状態です。もしその原因を取り除ければ、免疫の異常は落ち着き、本来の働きを取り戻せるかもしれません。

また、インスリンを作るのは膵臓のベータ細胞だけという従来の知識に加え、腸内細菌がホルモン生成に関与しているという考え方もあります。もし腸内環境を整えることで失われた機能を補えるなら、治療の選択肢はもっと広がるはずです。

確定した事実ではありませんが、そうした可能性を前提に診療を続けています。」

「体の状態」と「環境」に注目する視点

—— 日々の診療で大切にされている視点を教えてください。

「最近私が意識しているのは、“体そのものの状態”と“それを取り巻く環境”の両方を見ることです。

体には本来の機能を保つための“最適な状態”があり、それを乱す要因として食品添加物や化学物質、生活環境の影響も無視できません。そうした負担を減らし、必要な栄養や休養をしっかりとれる状態に整えることで、体はバランスを取り戻しやすくなります。

これは特殊な療法ではなく、食事・生活習慣・ストレス管理など日常の工夫を重ねていくアプローチです。」


これから深めたいアプローチ

—— 今後、特に注力していきたいことは何でしょうか?

「難治性の自己免疫疾患や慢性的な症状に対して、薬だけに頼らないサポートを広げたいと思っています。腸内環境の改善、不要な化学物質の排除、生活習慣の見直しなどを組み合わせ、“自分の体を自分で立て直す力”を引き出す医療を届けたいのです。

この考え方は、年齢や病名を問わず、すべての方に応用できると信じています。」

あきらめる前にできることがある

—— 患者さんやご家族へ伝えたいメッセージをお願いします。

「医学には、まだ解明されていない部分がたくさんあります。“もう治らない”と告げられたとしても、すべてを諦める必要はありません。

体を整え、環境を整えることから始められることは必ずあります。私はこれからも、一人ひとりが自分の健康を取り戻すための道筋を一緒に探し続けます。」

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