遠方でも診療を受けられる ―― Health&Cureクリニック赤坂のオンライン診療
2026.4.5
起立性調節障害(OD)に悩むお子さんのご家族から、よくこんな声をいただきます。
「診てもらいたいけれど、遠方なので東京まで通えない」
実際、「Health&Cureクリニック赤坂」には全国から相談が寄せられており、遠方から通院される患者さんも少なくありません。
そうしたご家庭のために、同院ではオンライン診療を取り入れています。
初診は対面で行いますが、その後のフォローはオンラインでも対応可能。
遠方にお住まいの方でも、無理なく治療を続けられる体制を整えています。
今回は、オンライン診療の仕組みと、実際に遠方から通院されている患者さんの例について、山口里恵院長にお話を伺いました。

初診は対面、その後はオンライン診療も可能
―― オンライン診療はどのような形で行っているのでしょうか?
「基本的には、初診は必ず対面で来ていただいています。
まず直接お会いして、症状の経過や生活状況を丁寧に伺い、血液検査なども含めて全体の状態を把握します。
そのうえで、治療の方向性が決まった後は、オンライン診療でフォローしていくことも可能です。」
オンライン診療の場合は、月に1〜2回程度のカウンセリングをオンラインで行い、治療の経過を確認していきます。
ただし、厚生労働省のルールにより、3か月に1回は対面診療が必要となるため、そのタイミングで来院し、血液検査などを行う仕組みになっています。
「遠方の方でも、3か月に1回の来院で治療を続けることができます。
毎月東京に通わなければならないわけではないので、その点は安心していただけたらと思います。」
オンライン診療でも処方まで完結
―― お薬の処方などはどうなるのでしょうか?
「オンライン診療でも、処方まで対応できます。
診察後に処方箋を薬局へ送ることができるので、患者さんは指定の薬局に取りに行くだけで大丈夫です。」
最近では、薬剤師との説明もオンラインで行い、自宅に薬を配送するサービスを利用する方も増えているそうです。
「遠方の患者さんでも、できるだけ負担が少ない形で治療を続けられるようにしています。」
青森から通う患者さんも
―― 実際に遠方から通われている方も多いのでしょうか?
「そうですね。
今一番遠い方は、青森から通ってくださっている患者さんですね。」
最初の診察は東京で受け、その後はオンライン診療を併用しながら治療を続けています。
「通ってくださる患者さんやご家族には、それぞれのご事情の中で時間や労力をかけて受診していただいているので、私たちもできる限りのことをしたいと思っています。」

通院の日を「家族の時間」にするご家庭も
―― 遠方からの通院には大変さもありそうですね
「そうですね。でも、診察の日に東京で少し観光して帰るというご家庭も多いんです。
『せっかく来たから美味しいお店に寄って帰ります』とか
『今日は気分転換で東京を歩いて帰ります』とか。
そういうお話を聞くと、私も嬉しくなりますね。」
治療のための通院が、親子にとって少し前向きな時間になることもあるといいます。
できるだけ早く相談してほしい理由
―― 起立性調節障害の相談は、早いほうがいいのでしょうか?
「できれば、症状が出てから早めに相談していただいた方がいいと思っています。
栄養療法などを始めてから改善するまでの期間は、
『発症してから治療を始めるまでの期間と、だいたい同じくらい』という印象があります。
つまり、治療開始が早ければ早いほど、回復までの時間も短くなる可能性が高いんです。」
遠方だからと諦めないでほしい
―― 最後に、遠方のご家族へメッセージをお願いします
「遠いから通えない、と諦めてしまう方も多いと思います。
でも、今はオンライン診療という選択肢があります。
初診は来院していただく必要がありますが、その後はオンラインを組み合わせながら治療を続けることもできます。
起立性調節障害は、適切なアプローチで回復していくお子さんも多い症状です。
遠方だからといって諦めず、ぜひ一度ご相談いただけたら嬉しいですね。」




