Health & Cureクリニック 赤坂

Health & Cureクリニック 赤坂

院長ブログ

起立性調節障害を得意とするクリニック

子どもと家族の“今”に寄り添う医療を― 小児科医であり、三児の母として大切にしていること ―

2025.7.1

小児科医として、そして三児の母として。
どちらの視点も持つ「Health&Cureクリニック赤坂」院長・山口里恵の診療には、家庭と医療をつなぐ柔らかな温度があります。

今回は、そんな山口院長に“母としての経験が医療にどう活きているのか”、そして“家族とともに歩む医療のあり方”について伺いました。

「自分が受けたい小児医療」をかたちに

—— 開業にあたり、どんなクリニックを目指されたのでしょうか?

「私が何より大切にしているのは、“お子さんとご家族にとって通いたくなる場所”であることです。

医師としてだけでなく、母としての視点を常に意識しています。
『自分の子どもだったらどんな言葉をかけてもらえたら安心できるか』『自分が患者だったらどんな診察を受けたいか』——そんな問いを、いつも自分に投げかけながら診療に臨んでいます。

私の診療スタイルは、薬で症状を抑えるのではなく、体質や生活習慣を整え“治る力を引き出す”ことを重視しています。
体の不調は単なる数値では測れません。その子の生活リズムや家族の様子、心の状態まで含めてトータルに見ていく医療が必要だと考えています。」

母になって変わった診療へのまなざし

—— 母親としての経験は、診療にどのような影響を与えましたか?

「母になってから、患者さんやご家族を見る目線が大きく変わりました。

“昨日まで元気だったのに、急に熱を出して…”というお母さんの言葉の裏にある、不安や焦り、眠れなかった夜の気持ちが、痛いほどわかるようになったんです。

医師としての経験だけでは届かなかった“親としてのまなざし”が加わったことで、より深く寄り添う診療ができるようになりました。
病気を診るだけでなく、親御さんの心にも手を差し伸べられる医療でありたい——それが今の私の原点です。」


医師として、母として見つけた「両立のヒント」

—— 三児の母として、仕事と家庭を両立する上で大切にしていることは?

「正直、毎日がバタバタです(笑)。
朝の支度で家を出られない日もありますし、仕事の合間に学校からの電話にドキッとすることもあります。

でも、だからこそ伝えたいのは“完璧じゃなくていい”ということ。
洗濯物が片付かない日も、寝かしつけが遅くなる日もあります。
それを責めるのではなく、“今できる最善を選んだ”と捉えるようにしています。

そして何より大切にしているのは、子どもたちとの“対話の質”です。
長い時間を取れなくても、寝る前の5分で『今日どうだった?』としっかり目を見て話す。
その積み重ねが、子どもたちの安心につながっていると感じます。」

暮らしと医療をつなぐ“伴走型の診療”

—— 院長が理想とする“暮らしに寄り添う医療”とは?

「私が目指しているのは、病気を診て終わりではなく、“日々の暮らしを整える医療”です。

症状の背景には、食事・睡眠・家族の空気感など、日常に潜むサインがたくさんあります。
それらを一緒に見つけて、丁寧に解きほぐし、無理なく改善していく。
その過程こそが医療であり、家庭と医療をつなぐ架け橋だと思っています。

起立性調節障害の診断でも、体への負担が大きい新起立テストを必須とはせず、丁寧な問診と対話を重視しています。
“検査よりも対話”を軸に、家庭全体をサポートできる医療を大切にしています。」


親御さんと家族へのメッセージ

—— 最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします。

「家庭も仕事も、うまくいかない日があるのが当たり前です。
だからこそ、『どうすればいいかわからない』ときに、安心して立ち止まれる場所でありたいと思っています。

医師として、そして母として、“安心して話せる診療室”“無理なく変われる提案”をこれからも続けていきます。

あなたとご家族が、少しでも笑顔で過ごせるように——。
これからも寄り添う医療を届けていきます。」

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