小児科医だけど“小児科”にこだわらない理由 — 年齢を超えた健康づくり
2025.9.30
「Health&Cureクリニック赤坂」の院長・山口里恵は、小児科医でありながらクリニック名に「小児科」という言葉をあえて入れませんでした。
そこには、「子どもだけでなく、家族全員の健康を見守りたい」という強い想いがあります。
今回は、山口院長が考える“年齢や病名を超えた健康づくり”についてお話を伺いました。
クリニック名に「小児科」を入れなかった理由
—— 院長は小児科医でありながら、開業時に「小児科」という言葉をあえて使わなかったそうですね。
「はい。もちろん私の原点は子どもたちの健康を守ることにあります。ただ、診療を重ねるうちに気づいたのは、お子さんの不調は家族全体の健康とつながっているということでした。
食事や生活習慣、腸内環境は特にお母さんと強くリンクしています。親御さんが変われば、子どもも変わる。だから私は、年齢や疾患に関係なく、家族全員が元気になるための知識や方法を届けたいと思ったんです。」
年齢や病名に縛られない診療を
—— 実際の診療では、どのように取り組まれていますか?
「起立性調節障害や慢性的な不調で来院される中高生が多いですが、その過程で親御さん自身の体調や生活も改善していくケースは少なくありません。
本当は、ご家族全員で酵素ジュース作りや食事の工夫に取り組むことで、その先の何十年も健康に過ごせると思います。でも現実には『私はいいから子どもだけで』とおっしゃる親御さんも多く、そこには私自身の葛藤もあります。
それでも、病名や年齢にとらわれない方法を知っていただき、その中から選んでもらえる場所でありたいと思っています。」

三児の母として見えた世界
—— ご自身が母になったことも大きな影響を与えているそうですね。
「母になる前も『自分の子だったらどう診るか』という気持ちは常にありました。でも三人の子を育ててからは、その感覚がよりリアルになりました。
昔、ある先輩医師に『あなたのやりたい医療は家族にやる医療であって、患者さんにやる医療じゃない』と言われたことがあります。けれど私は、家族にしてあげたい医療こそ患者さんにも届けるべきだと思っています。
自分の家族に自信を持って受けさせられる治療や提案を、年齢や立場を問わず提供する。それが私の信念です。」
家族全員で健康をつくる意味
—— 院長が考える「家族全体での健康づくり」とはどのようなものですか?
「お子さんの健康は、その子だけでつくれるものではありません。親御さんが元気になることが、お子さんの回復や笑顔に直結します。
酵素ジュース作りや食事改善を親子で一緒に始めるだけで、メンタルが安定し、家庭の空気が変わっていくこともあります。私はこれからも“小児科医”という枠にとらわれず、『家族全員で健康をつくる』という考えを広げていきたいと思っています。」

一緒に、世代を超える健康づくりを
—— 最後に、読者へのメッセージをお願いします。
「もし今、お子さんやご自身の体調に悩んでいるなら、それは家族全体の体からのサインかもしれません。私は子どもから大人まで、どの世代の方にも役立つ方法をお伝えできます。
病名や年齢に縛られず、家族みんなで元気になれる道を、一緒に探してみませんか。あなたとご家族のこれからの何十年を、もっと軽やかで笑顔あふれる時間にしていきましょう。」




