Health & Cureクリニック 赤坂

Health & Cureクリニック 赤坂

院長ブログ

起立性調節障害を得意とするクリニック

薬に頼らず“治る力”を育てる —— 起立性調節障害と向き合う家族へ

2025.8.6

起立性調節障害(OD)に悩むお子さんと向き合う親御さんからは、
「本当に治るの?」「いつまで続くの?」といった声が数多く聞かれます。
「Health&Cureクリニック赤坂」では、薬に頼るのではなく、子どもたち自身が持つ“治る力”を引き出す診療を大切にしています。

今回は、院長の山口里恵に、治療の考え方や家族へのメッセージを伺いました。

症状に“フタをしない”医療を目指して

—— 院長は、ODの診療でどのような姿勢を大切にされていますか?

「私が大切にしているのは、“症状にフタをしない”ということです。

研修医の頃は、頭痛があれば鎮痛剤、倦怠感があればビタミン剤と、薬で症状を抑えることが中心でした。でも、それでは根本的な解決にはならない。『医師は治すのではなく、症状にフタをしているだけではないか』と無力感を覚えることもありました。

特にODのように慢性化しやすい症状では、体質や生活習慣、心理的背景にまで踏み込む必要があると感じています。」

一緒に“治る力”を取り戻していく

—— 具体的にはどのような診療を行っているのでしょうか?

「私は『治してあげる人』ではなく、『健康になる術を伝える人』でありたいと考えています。主役はあくまで患者さん自身で、私はその伴走者です。

診療では、酵素ジュースづくりや食事の工夫など、家庭で無理なく実践できる方法をたくさんお伝えしています。クリニックを卒業してからもご家族で続けられることを意識し、子どもたちが『自分の健康は自分で守れるんだ』と感じられることを目指しています。」

栄養と生活から整える治療ステップ

—— 治療の進め方について教えてください。

「初診ではたっぷり時間をかけて、栄養・生活・心理面をトータルでヒアリングします。治療の基本ステップは次の通りです。

  • 栄養状態の見直し(高タンパクな食事、鉄・ビタミン補給)

  • 腸内環境の整備(酵素ジュースなどの活用)

  • 生活リズムの調整(睡眠や習慣の工夫)

  • 家族全体での見直し(食卓や家庭の空気感を整える)

さらに、管理栄養士と連携しながらサポート体制を整え、医療と日常がしっかりつながるようにしています。」

「選ぶのは患者さん自身」というスタンス

—— 医師として意識している関わり方はありますか?

「私は『医療は押し付けではない』と強く思っています。

医学的に最良だと思える方法があっても、最終的に選ぶのはご本人とご家族です。私は『これをすれば改善するかもしれません』とお伝えはしますが、無理に進めることはありません。

このスタンスだからこそ、親御さんや子どもたちが自分の意思で前に進もうとする力につながるのだと思います。」

親御さんへ伝えたいこと

—— 最後に、ODと向き合うご家族へメッセージをお願いします。

「お子さんの不調を前に、『私のせいかも』と自分を責めてしまう親御さんは少なくありません。でも、どうかご自身を責めないでください。

誰も責めていませんし、むしろ子どものために悩み、行動している姿は本当に素晴らしいことです。私の役割は、その想いに寄り添いながら、一緒にできることを探していくこと。

食事や睡眠、家庭の空気感など、日常の中に変化のヒントはたくさんあります。薬を否定するのではなく、『こんな方法もある』という選択肢を広げていきたい。それが私の願いです。

不登校や体調不良でお悩みなら、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。お子さんが本当の元気を取り戻すために、一緒に歩んでいきましょう。」

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