“素直さが回復を早める”― 信頼と実践がもたらす「治療の差」
2025.11.26
開業から8ヶ月。
「Health&Cureクリニック赤坂」では、起立性調節障害(OD)や不登校のお子さんとそのご家族が、日々訪れています。
診療を重ねる中で、山口里恵院長は“治る子どもたち”に共通する、ある大切な要素に気づいたといいます。
それは「どれだけ信じて、どれだけ実践してくれるか」。
治療の成否を左右するのは、薬の種類でもなく、医師の技術でもなく、“患者さんとご家族の姿勢”でした。
今回は、山口院長が実感する「信頼と実践がもたらす治療の差」について、お話を伺いました。
「信じて実行するご家族ほど、確実に変わっていく」
―― 診療の中で、“回復していくご家族”に共通する特徴はありますか?
「一番大きいのは、“どれだけ信じて、実践してくれるか”という点ですね。
私がお伝えしたことを“まずやってみよう”と思ってくださる方ほど、やっぱり結果が早く出ます。
たとえば、小学生の女の子のご家庭。
いつもお父さんが付き添いで来られていて、最初は“お料理は大丈夫かな?”と心配していました。
でも、そのお父さんが本当に一生懸命で。
酵素ジュースも天然の塩も、すべて言った通りに取り入れてくださって、
それまでインスタント食品ばかりだった生活を、丁寧な手づくりのご飯に変えてくれたんです。
その結果、半年で卒業されました。
“信じて動いてくれる”ということが、どれだけ大きな力になるかを、このケースで改めて感じました。」

「起立性調節障害は“現代型の生活習慣病”だと思っています」
―― 先生が診療の中で伝えている考え方を教えてください。
「私は、起立性調節障害は“現代型の生活習慣病”だと考えています。
原因不明と言われますが、決して“原因がない”わけではない。
昔は少なかったのに、今の子どもたちに増えている。
ということは、“今の時代特有の環境”が関係していると考えるのが自然ですよね。
たとえば、電磁波、農薬、化学調味料、超加工食品など。
そういった“目に見えないストレス”が、自律神経に影響を与えている可能性があります。
腸内環境の悪化やミネラル不足も大きな要因です。
だからこそ、腸を整える“酵素ジュース”や、ミネラルをしっかり補う天然の塩を取り入れることを大切にしています。
体の中から整えることが、自律神経を整える第一歩なんです。」
「素直さ」と「継続」が、治療のカギになる
―― 回復のスピードに差が出るのは、どんなときでしょうか?
「同じようにスタートしても、“素直に実践するかどうか”で変化のスピードはまったく違います。
たとえば、『酵素ジュースを買いました!』と言われて確認すると、
当院でお伝えしているものではなく、市販のドリンクだったりすることがあります。
でも私は、責任を持って品質を確認できるものだけをおすすめしています。
だから、代用品では同じ結果は出せません。
“言われた通りにやってみる”。
それだけで、本当に体は反応します。
どんなに良い方法でも、“自分流に変えてしまう”と効果が薄れてしまうんです。
素直に取り入れてくれるご家族ほど、やっぱり確実に良くなっていくのを感じます。」

「同じ方向を向けるご家族と、一緒に歩いていきたい」
―― 治療の中で、先生が特に大切にしていることは何でしょうか?
「この治療は、私ひとりでは成り立ちません。
私と患者さん、ご家族が同じ方向を向いて、同じゴールを目指していく必要があります。
“この先生を信じてみよう”と思ってくださること。
“言われたことをできる範囲で実行してみる”こと。
その姿勢があるだけで、治療の結果はまったく変わってくるんです。
信頼は一方通行ではなく、“一緒に育てていくもの”だと思っています。
私も患者さんも、お互いを信じて、実践を積み重ねる。
その中で、体も心も、本来の力を取り戻していくんです。」
「“信じる力”が、体を動かす」
―― 最後に、患者さんやご家族へ伝えたいメッセージをお願いします。
「この治療には、知識やテクニックだけでは届かない領域があります。
どれだけ信じて、どれだけ実践してもらえるか。
そこにこそ、回復を決める力があると感じています。
私たちは、ただ“治す”のではなく、“一緒に治っていく”。
そういう医療をこれからも続けていきたいと思っています。
どうか迷う前に、“まずやってみる”勇気を持ってください。
その素直な一歩が、きっとお子さんの未来を変えていきます。」




