“心が開いた瞬間から、体は変わり始める”―― 家族の「素直さ」が生み出す、回復の循環
2026.1.21
開業から10ヶ月。
「Health&Cureクリニック赤坂」には、起立性調節障害や不登校に悩むお子さんとご家族が訪れています。
診療を重ねる中で、山口里恵院長が確信するようになったのは――
体の回復は、心の開き方に比例するということ。
「素直さ」とは、ただ医師の言葉に従うことではありません。
それは、“信じる勇気”と“変わる覚悟”を持つこと。
今回は、山口先生が見つめる“心の素直さ”と“回復のスイッチ”について、お話を伺いました。
「心を開いたとき、体のスイッチが入る」
―― 回復が進むご家族には、どんな特徴がありますか?
「まず、“信じよう”と心を開いてくださる方ですね。
『とりあえず試してみます』ではなく、『信じてみます』と言ってくださる。
不思議なことに、その瞬間から体が反応し始めるんです。
まるで、体が“ようやく動ける”と感じるみたいに。
治療をしていて感じるのは、心と体は本当に一体だということ。
心が閉じていると、どんなに良い栄養を入れても吸収されにくい。
でも、“やってみよう”と心が決まった瞬間、表情も声も変わっていく。
素直さは、体のスイッチを入れる合図なんだと思います。」

「やる・やらないの違いは、“信じきれるかどうか”」
―― 実践の差が、どんな形で現れるのでしょうか?
「たとえば、同じように酵素ジュースや塩をお伝えしても、
“やってみたけど続かない”ご家庭と、“やり切る”ご家庭では、数ヶ月後にまったく違う結果になります。
大切なのは、“できるかどうか”ではなく、“信じきれるかどうか”。
起立性調節障害や不登校のお子さんを支えてきたご家族は、
それまで本当に頑張ってこられた方ばかりです。
だから、また新しいことを信じるのが怖い。
その気持ちは、痛いほど分かります。
でも、勇気を出して一歩を踏み出した瞬間、体も未来も確実に動き出します。
“信じてやってみる”という姿勢が、治療の流れを変えるんです。」
「素直さは、“諦めていない”というサイン」
―― “素直さ”という言葉を、どんな意味で使われていますか?
「私は、“素直さ”って、“まだ諦めていない”ということだと思っています。
自分の体を信じている。
お子さんの力を信じている。
そして、医療を信じてくれている。
その気持ちがあるご家族は、必ず回復していきます。
素直さは、弱さではなく強さです。
迷いながらも、もう一度信じようとする――。
その一歩こそが、最も大きな力になるんです。」

「“信じること”は、医療を共に創ること」
―― 最後に、ご家族へ伝えたいことをお願いします。
「私は、治すために“指示”を出す医者ではありません。
一緒に“創っていく”医療をしたいと思っています。
だからこそ、信じて動いてくださるご家族の存在が、
私の医療を育ててくれているんです。
“素直さ”は、医師と家族をつなぐ一番の架け橋。
信じて、やってみて、感じてみる。
その積み重ねの先に、必ず希望は見えてきます。
医療は、信じる人たちの手の中で育っていく。
これからも、そんな“共に歩む医療”を続けていきたいと思います。」




